you have to live with yourself

学校なんてやっぱり嫌いだよどうして集団行動についていけた試しがないのかだれか教えてくれない？もう悲しいや楽しそうにケタケタ笑ってる人たち見てるとすーんて血の気が引いていくのよあまりの自分のばかばかしさに。そして胃が痛い。羨ましがるなんてバカだよねーうんバカなのは知ってるー。わかんない。あたしが馬と鹿の子なのはいいとしてそういう子はどうやって人の道踏み外さずに生きていけばいいのかっつーのはハウツー本虎の巻いわゆる自己啓発本に載ってますかね？載ってねえよ。誰か生き方見してくれよ。うん分かってるそれは目の前の一人一人がそれぞれ示してるんだよね。ふうんそっか。それ見て不安になって胃痛めてるんですけどどどどどうしたらいいんすか。知らん自分で考えろ。畜生あたしは時代の産物か消費社会の廃棄物か？廃棄物とかダサい若すぎだろ中学生かっつーの。Sさんに笑われる。Sさんに「そりゃあ難しい問題だな」っていつもみたいに難しがってるふりして煙草片手に遠い目で笑ってほしい。言ってしまえばあたしはキスばかりしているし愛し合いまくっているしもうそれがないと生きていけない。会えないときはいつでもお肉を切り裂くイメージに頼り切っていてそうしないとわちゃめちゃになってしまいそうで恐くて胃が痛い。つまらなくてくだらなくて駅地下にぶちまけられた汚物みたいに目を背けたくなるような哀れさでいっぱいのこんな生活に振り向いてくれる人なんて居るはずがないしそれはとってもさみしいことなんだけど何より悲しいのはそういう人がいてもいつか誰かにとられてしまうことを想像して失う未来に恐怖しているあたしの頭の中の電解物質と細胞とそのルートに慣れたニューロン、もうわたしは恥ずかしいくらいさみしくてさみしくてさみしくてしょうがない。こんな歳になってもこんなにさみしいなんてそんなの全部中高生で捨ててきたはずなのになんで。しかしあたし全然依存症になってる気がしてなくてドロドロもザラザラもしてなくていつもまったり狭い部屋の中で2人でいるからとても普通の雰囲気。あたしね欲望で関係するのって健全だと思うんだ。人と関係できなくなってくのに比べたら超健全。じとじと嫉妬するのなんかよりずっと清潔。でもねでもねこの安定のトリックに気付いている、それは2人の間に2人以上の関係がないから。けどそんなの何でもないことだよこの広い社会の中じゃ色んな関係があるんだからさ、なんて言い聞かせているのはやっぱりそこに一抹の不安があるからなのかな。大勢の中じゃ人と関係できないんじゃないかっていう疑問が意識の底で息を潜めている。AちゃんやBちゃんのこと少しは距離を置いて考えられるようになったのはあたしが大人になったからじゃなくてSさんが現れたからだった。ああ可笑しいねわたしね時々よく酷いものが見たくなるんだけどねどうしようもなく理不尽な気持ちになるとお肉を切り裂く想像するんです自分の代わりに。だけど気付いたのね怒ったときに裂きたいのは我慢できるようになったんだけどほんとに裂いちゃうときは怒ってるからじゃないのね、あたしは言いたいこと押し黙るしか出来ないうすのろじゃないし怒ったら怒ったって表現できるんだよって時々自分で自分に証明しないとだめになるからなのね。弱さに挑戦して勝っていくことなのですよそれは激しい興奮を伴いトランス寸前で悦に入るのもそのせいで、でも今はお肉を切る妄想で欲を充足させているけれどもいつまた自分がバカなことに挑みたくなるのか判らないのでそれの到来を予期して胃が痛い。先回り先回りしていくんだ頭が。とにかくあたしは今Sさんがいれば他は何にもいらないなんてそんな甘ったるいこと吐く気は毛頭ないがきっと意志が反動形成でなりたってるように思想も逆説だしあたし何言ってんだろ恥ずかしい。うわぁんわけわかんないよ言葉が追いつかないよー。いいんだそんなのあたしはただの犬だから「困ったもんだよ全く」って困ったふりして笑ってよそれで困るような悪い手をやめないでよゲームは嫌いなの。トリックもトラップもわかってるから明かさないでいてほしい。あたしの目にはパステルピンクとショックピンクのまーぶるしか見えない。恋愛なんてわけのわからないバランスで成り立ってる。あたしの生活もよくわからないバランスで成り立ってる。