mellowbrain’s blog

カウンセリングに通っています。ここには頭の中の整理を落としています。

わたしを生きればいいんだよ

どうしてうまく話せないせいで、無視されたり、陰口を叩かれたり、失笑されたり、しなければならないのだろうか。
あの人があたしを蔑むのは確かにあたしが上がって仕事できなくなるからだと思う。
だけど、あの人から話を聞いた人が、話もしたことないのにあたしを見てにやにやしたり、見えないふりをしたりしたのは、悲しかった。
なんで聞こえてないバカのふりしてんだろう。
血がどんどん降りていって眩暈がした。この人達のためになんか涙流してやるか、と思った。
それなりに見えるように、ちゃんと化粧して、ちゃんとした服着て、髪結んで、なのにぜんぶ意味ない。
家に帰ってわんわん泣いた。
「ここを辞めて新しいところに行ったって、あんたが変わらなきゃまたおんなじことを繰り返すんだよ」
高校のときに母に言われた言葉、ずっと信じてきた。少しだけど、努力もしてきたつもり。
ここを辞めて違うところに行っても、悲しいことをする人はいつもいるんだろう。
どこにでもいるふつうに喋れる人になりたい。
だけど、もしあたしが最初からふつうに喋れて、要領よく仕事ができて、器量も愛想もいい人間だったら、少し喋れない人や何か困難を抱えている人を、知らず知らずのうちに馬鹿にして、悪気もなくそうして当たり前のように笑っているのかもしれない。
それがどれだけ人を傷つけるのか考えもしないで。
あたしは何一つ満足にできていない。
でもあたしは、人の痛みのわかる人になろう。こんな風にひとりで泣いて、生きていたくないとか、どんどん外に出るのがこわくなっていく人の痛みを、理解しよう。
それができない人は、どんなに上手に生きていても、悲しい人だ。