AKIRA
- 出版社/メーカー: パイオニアLDC
- 発売日: 2002/12/21
- メディア: DVD
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街の映像がきれい。ラピュタの石畳が崩れて落ちていくとことかパプリカの夢世界パレードとか思い出した。あと音。映画が好きなのは音がいいから。とくに足音が好き。大勢で歩く革靴の、ちょっと渇き目の音だと尚。
以下ネタバレ
最初はただのルサンチマン映画かとおもった。そしてこれがこんなに評価されているてことはそんなにテツオに感情移入する人が多いのかと。アキラの力を手に入れたテツオがどんどん狂っていって髪も逆立って見開いた目の異常さにぞくぞくした。
それでテツオは力を制御できなくなって、原型を失って増幅した肉塊と神経を模したコイルにまみれてぐちゃぐちゃになってく。
力を持ててうれしかったんだろうなあ。馬鹿にしたやつら全部ひっくり返してやりたかったんだろう。
でも破滅はこわいのか。結局テツオも人間だった。