mellowbrain’s blog

カウンセリングに通っています。ここには頭の中の整理を落としています。

胸に居るのはいつも卑怯な人

休講にになって暇で、Aちゃんにメイクした!かわいい!もったいない!食べちゃいたい!


Aちゃんの綺麗さには何をしたって敵わない。
どうしてそんなにすっぴんでいれるの。
目を合わせてるときよりも、俯いたときの瞼が好き。
惚れてた女の弱み。


あの子は人の話を引き出すのが上手い。それでいて自分の感情を口に出したがらない。なのでわたしはいつも話していて、ふいに不安になる。自分の話をするのは苦手だ。
相手に歩み寄らせるだけ寄らせておいて、自分だけ手の平を開かさないのはずるい。それを勝手にわたしと似ていると思っていた。そういうところが憎くて嫌いで、好きだった。なんて軽く回顧して甘酸っぱい思い出に胸うずかせて、新宿の階段降りながらはいはい乙女って心の中で笑ってAちゃんとばいばい。
もうちゃんと過去に出来かけているのに少し驚く。当たり前か。一刻も早く走り去りたかったのはわたし。実際にそうしたのもわたしだった。あれもこれも要らないどうなってもいいから早く大人になりたいって、めちゃめちゃにしたこと、それが奇跡になった。自分でもこうなるなんて考えてなかった。わたしは使い捨てて、使い捨てられるはずだったのに。