恥じらったって
終電が近づくにつれてどうしようもないくらい名残惜しくなる。
もっと側にいたいっていうのを伝える方法なんか知らなくて、言葉になんか恥ずかしすぎてできなくて、まさかまさかこのわたしがごねたりしているのに気付いたときのおもはゆいような微妙な気持ち。
一人でなんでもやれるから誰かに頼ったりしないで大丈夫って思ってきた今までの自分に、お前は甘え下手で将来苦労するよ!って言ってやりたい。
まだ風邪完全に治りきってないから今日は帰ろうって言ってたのに、結局泊まってきた。だめだ、自制が利かなくなっていってる。がんばれ理性!もっとがんばれ理性!
って思うのに、朝になって帰り際、不安になったらいつでも来ていいよって言ってくれるSさんに抱きついたら抱きしめ返されて容量オーバー