ひとふたまわり年上の人に淡いきもちを抱いたりするたびに、こどものときもっとお父さんに甘えておけばよかったと思う。もっと抱きついたりできたらよかった。
これ以上やさしい人なんかいないくらいやさしいのに近づくのはこわいと思ってた。
ようちえんのとき、朝出勤するお父さんに「まって」とはしって目の前の高さの手の甲にちゅうをしたら、お父さんがやさしく笑って「いってきます」と言ったのがものすごく強く記憶に残っている。
来週姉の結婚式がある。父が泣いていた。