昔から朝起きるとときどき生きる活力というものが根こそぎ奪われたようになる時がある。そういう時は指一本動かすことができず、ただひたすらぐったりとしている。外では人が動き、何事かを考え、それぞれの暮らしに精を出しているのに、ここにいる自分はそのどこにも所属できていないようなひどい孤独感に苛まれる。精神活動だけが働き生きた屍のようになって床を這いずり回っている。