ダーリンは外国人が好きだ。随筆が好きだ。他人の生活が好きだ。風邪こじらせすぎて夕べ12時間寝て、今朝8時半ごろ診療所行ったらダー外with BABYがあって、読んでほっこりした。体が辛いとこういうほっこりないとまじで折れる精神的に。いつもの受付の優しいおばさんや薬屋さんと愛想よく世間話する余裕もない。
家帰って棚みたらなんかダー外2巻だけもってたから、ちょっとずつ読む。午前中はそれ以外に「実験4号 後藤を待ちながら」、「伊坂幸太郎×斎藤和義 絆のはなし」と伊坂幸太郎ばかり読む。すぐに読み終わる。やはり伊坂さんは好きだ。たとえ今や売れ線として商業的に扱われていようとも今も昔も好きだ。伊坂さんの妻はいいなあ。てか斎藤さんの写真がかっこよすぎ…。
実験4号ははじめて読んだが、わたしはTheピーズというバンドを知らない。これはこのバンドの歴史から生まれた話。後から気になって検索して実験4号という曲を聞いた。久しぶりにバンドの音楽を聞いた。
この小説の一番の見所はやっぱりロックンロールの意味のところだろう。「それいいかもな。ロックンロールの意訳。『どうして俺だけ圏外なんだよ!』ってなんかそんな気持ちがあるかもしれない。」人生で他のみんながどんどん進んで行くのを眺めながら感じていたのかもしれない怒りとも諦めともつかない孤独な感情。何で俺だけ圏外なんだよ。




昼過ぎに今朝買ったねぎを切りまくって雑炊を作って一年ぶりかに主婦向けのワイドショーなどを見ながら食べる。ニュースは明るい。少なくともテレビに映っている人達は高揚して見えるし生きる目的も支えるべき家族も持っているようだ。しかし見ているこっちは寒いし体調が悪いせいで希望的な思考が何も浮かばなくなる。いい子にしているのにどうしてこんな仕打ちに合うのか。健康を取り戻す気配がない。唐突に死ぬのが怖くなる。痛いのはいやだ。痛いのだけはいやだ。幼少期に可愛がってくれたおじいちゃんが腎臓癌で亡くなったことを思い出した。「最後は辛そうでねぇ」という祖母と母の会話も思い出す。死ぬ痛みを想像して恐怖する。鬱になる。



通年授業の最後の一コマのために夕方這ってでも学校に行った。スーツを着たサークルの子と会う。少し話をする。
すぐに帰ったのに頭痛がひどくて毛布にくるまる。咳のしすぎで肺が破れそうに痛む。次に気がついたら深夜だった。今日も授業と試験だから行かなきゃいけない。脆弱な体というのは「一度壊しても食って寝てればすぐ治るから平気」という野性味あふれる体験がないし、長引くうえに辛いことを知っているから体の不調を異様に怖がり結果生活が臆病になる。そして患うと実際に辛く終わらない地獄を体験する。ほらやっぱり辛いという印象が強く上書きされる。その悪循環の繰り返し。
人が体調崩さないか心配性のお節介を焼いたりするのに、こんなに気をつけてる本人が各月で病院に行っている。あれ、虚弱じゃね?どういうことなんだ。わたしが何をしたんだ。世間的に平均値の健康と幸せを与えてくれればそれでいいのに。何で俺だけ圏外なんだよ。

ダーリンは外国人 with BABY

ダーリンは外国人 with BABY

ダーリンは外国人(2)

ダーリンは外国人(2)

実験4号

実験4号

伊坂幸太郎×斉藤和義 絆のはなし

伊坂幸太郎×斉藤和義 絆のはなし