mellowbrain’s blog

カウンセリングに通っています。ここには頭の中の整理を落としています。

「しかし人にはそれぞれ事情があるのだ」ということばが非常に好きだ。ひとことではいえないくらいに好きだ。きみのことがすきだ。

防衛漫玉日記 (1) (Beam comix)

防衛漫玉日記 (1) (Beam comix)

幽玄漫玉日記 (1) (Beam comix)

幽玄漫玉日記 (1) (Beam comix)

御緩漫玉日記 (1) (Beam comix)

御緩漫玉日記 (1) (Beam comix)

桜玉吉の本が、死ぬほどいいんですよ。これは読んでほしい、日記好きの全国民に読んでほしい日記漫画。ブログとか読んで人の生活垣間見てにやついてる奴らは死ぬまでに絶対読め。南条あやの日記は永遠のバイブルだって奴も読め。桜玉吉というひとりの漫画家が歩んできた人生を実在する周囲の人物と共に描いた漫画。結婚、仕事、闘病、離婚など、人のプライベートを巻き込んでネタにすることに苦悩を感じながら描いているのがリアル。だけどすばらしい作品だよ。漫玉日記、防衛と幽玄と御緩の三部作あるんだけど、わたしは幽玄漫玉日記の後半が好き。あの鬱々とした生活を惜しげもなく描いて、躁鬱で逝ってる時のらりぱっぱな精神世界の光景やら感覚やらを絵にして表現したときのどうしようもない雰囲気がすげーいい。ヒロポンとか途中から人間じゃなくなってるから。御緩連載おわったら闘病で断筆するし。桜玉吉、気づいたら13冊くらい読み終わってた。もったいない。
桜玉吉の描く女の子がすっごいかわいいのよ。なんつーかこう、ふつーでどこにでもいるのにパッと女の子!っていう雰囲気がみんなにあって可愛いの。日常すぎて辛くなるの。伝わるこの胸のぎゅっとなるかんじ?あんまり主要女の子キャラいないんだけど。この中でぺそみちゃん(ぱそみとも)て子が出てくるんだけどこの子ほんとどうしようもないただのニートでやる気なくて人の金で飲み食いしていっつも調布の町でぼーっとぐったりしてて、非常にかわいい。衝撃を受けた。久々に電撃が走った。こういう人種、まだいたんだ・・・。なにこのわたしが追い求めてしまうこの雰囲気の女の子は・・・ときどき出会うんだよほんとときどき・・・・あああぺそみちゃんかわいいよ。ぺそみちゃんに憧れすぎてやる気なしボブに切ったろかっておもってる。




なんで日記って読むと落ち着くんだろ。こうして人は生きてるんだからがんばろーって思ってしまう。なんでかわかんないけど落ち着くから楽しい。そういうわたしの生活は特筆することあまりなしですが、そういう日常を書けるといいですね。
昨日は昼に家でようと靴履いたら靴ぶっこわれてさ、そこ人んちだったから靴借りてなんとか学校いったわけ。火曜はゼミだから同科の友達と会える曜日で、久々に会ったAちゃんとBちゃんとOさんとゼミ終わりに学食行った。そんで帰るってなって駅前で卒論やばいねーあたし今年帰んないよーとかゆってgdgdしつつメリクリよいお年をーってばいばいして、Aちゃんと総武線へ。3年前に恋してたAちゃんとこうして同じ電車に乗って気まずい空気感じつつでもお互い前みたいに仲良くしたいみたいな探りあいの雰囲気ももうあと一回あるかないかなのか、4年間てほんとあっという間だな、とか思いながら新宿でさようなら。あの子も働くのか。また仲良く出来るようになってよかったけどなんか切ないな。われわれ18歳で出会い、色々あったけど4年たってAちゃんは就職し、Bちゃんは群馬帰って仕事探すかし、わたしは茨城か山梨か東京か知らんけどまだ学生。人生でほんの少のきらきら期間交わったけど解散すればそれぞれの道へ。なんか切ないな。なんておもいながらも電車は走る。家帰ってぶじ靴を回収。借りた靴を返却。夜中に卒論を進める。今日は年内最後の授業だったのに行けませんでした。ぽかーん。
自炊と買い出しと掃除と洗濯は毎日してます。快適自宅ライフ!ザ・夜しか出歩かない生活!眠る首都圏民!こんなんやってるから昼間出たときにどんどんぐんにゃりしてっちゃうんですかね。まあいいやー卒論ゴール見えてきたから。つうわけで桜玉吉綾辻行人ハロプロによって精神の安定を得てる2010下半期、会う人に会い、会いたい人に会えず、会いたくない人に会う。好きな日記物といったらあと江國香織『流しのしたの骨』『ブリジット・ジョーンズの日記』『ダーリンは外国人』とかくらいしか思いつかない。さよならだけがじんせいだね。あと三日で帰省。