mellowbrain’s blog

カウンセリングに通っています。ここには頭の中の整理を落としています。

妄想代理人

妄想代理人みたー


いままた攻殻機動隊みてるーてゆったらすすめられてみた。今敏さまの。やっばいおもしろかった。わたしやっぱこうゆうのすきだわ。もゆもゆするのもだいすきだけどなぞとかキチガイとかぐわぁーんなかんじもすきだ
OPから全員目が逝ってんだよね、ケタケタ笑っててとち狂ってて瞳孔開いてる奴fuuuuu最高!
それに対応するすやすやEDいいよねあれ、マロミ囲んでハテナって、やっとやすめてる瞬間でもやっぱりマロミはいてさ、消えないんだよマロミも少年バットも。
たぶんなんていうか現代の病理・・・・みたいなことを表現してますっていうか、そういうのを感じるとおもうのよ、そういうアニメなわけで、俯瞰してるっていうか、最初と最後に出てくる電車の中の様子がもうそのものだけど今ってさあつらい時代だよねーみんないそいでてさ、ほんとしんじゃいたいーとかっていう人たちが多い世の中だからこういうのウケるっしょーおれたちの辛さわかってくれてるぜーってかんじっしょーって思って作ってんのかな、みたいなの感じるじゃん、みてるこっちとしても
たしかに前半はそういう流れでいってて、マロミの生みの親の鷺さんも二重人格の女もナルシスティック地獄の小学生もゲーム脳の逝ってる中学生もファザコンの少女もその娘盗撮してる警官の父親もチャットで集まってどうやって自殺するー?ってきゃっきゃいってる三人組も団地妻たちの井戸端会議に入れてもらいたくて目の前で少年バットに殺られて倒れてる夫に「ねえどうやって殺られたの!?教えて教えて!!」って血眼で話しかけてる妻も事件にのめりこむあまりについにデンパ系になっちゃった刑事さんも、みんなぜんぜんふつうの人で、ふつうのじんせいのなかでじょじょに追いつめられて、こんなふうにしたのはだれが悪い奴がいるからだ!っていう集団心理がはたらきすぎて少年バットっていう架空の存在がどんどん大きくなってああなってってるわけで・・・、っておもうのはぜんぜん制作の意図なんだろうなと。
でも、登場人物たちの妄想で事件が起きていってる前半から、だんだん進みがかわってく。だんだん精神世界とか世界を補完とか、現実逃避して懐古厨になったり、でもやっぱ逃げちゃだめだ!、しかし歴史は繰り返す!、、ってなってく。もうあの辺から、登場人物をこえてじょじょに、俯瞰してたはずの制作側、みてるだけの観客側の妄想になってるようなきがして、きがしました。
しかしまああんなまっとうなこと言ってる元刑事さんもイっちゃってレーダーマンとかいう恥ずかしいかっこして「鷺さん、あんたは逃げてるだけだ!」とかいうからなんともいえないよね、いやお前もだろって、「お導きありがとうございます、老師・・・!」とかデンパすぎ、そしてそういうのがすき!
あと少年バットの見た目がわりとかっこわるいっていう件 あの頭マリオじゃね? トイレのドア上から眺めてる映像とか高速で後ろからローラーブレードで追っかけてくる映像とかだいぶ後を引く予感がしてるけどな・・・

あとさあとさ謎なんだけど8話のあの自殺三人組はどの時点からしんでたの?あと病院の駐車場で落書きしてたあのおやじの書いてることはけっきょくなんだったの?デンパすぎてなんか受信しちゃってたの?

妄想代理人 (角川ホラー文庫)

妄想代理人 (角川ホラー文庫)



うごくマロミかあわあああいいいいいいいいい!!!