2008-11-26 アマイカゲ 会いたい 心はぽっかりと浮かんで 空回る糸 すっかりちぎれた 目をこらし こらえ切れぬほどの 速さはつかめない 休息も足りない かみしめ味わって 錯覚で 素手で 感じ取る 手いっぱい 流れるあの場所へ 傷あわてて舐めて休む ことばは途切れたまま ひるんだ空を見たいのは 甘い影 音掴んで 肌につい付く感触は やりきれない切なさをも遠ざける 震えてるあのことばがさえぎる 肩越しに揺らいで見える風が 来る朝に涙見えても ふたりは立つ 見守った 道通りすぎるまで