アマイカゲ


会いたい 心はぽっかりと浮かんで
空回る糸 すっかりちぎれた
目をこらし こらえ切れぬほどの
速さはつかめない
休息も足りない



かみしめ味わって 錯覚で 素手で
感じ取る
手いっぱい
流れるあの場所へ
傷あわてて舐めて休む
ことばは途切れたまま




ひるんだ空を見たいのは
甘い影
音掴んで
肌につい付く感触は
やりきれない切なさをも遠ざける



震えてるあのことばがさえぎる
肩越しに揺らいで見える風が
来る朝に涙見えても ふたりは立つ



見守った


道通りすぎるまで